心理カウンセリング なら あさ心理室 名古屋・一宮・愛知県全域、岐阜・三重から
突然の休校で、子どもも大人も大混乱
感染症も大地震と同様の災害です。
子どものための心理的ケアについて
ヒントを挙げます
あさ心理室
新型コロナウィルス感染拡大への対策として、子どもたちへの影響が大きく出ています。
臨時休校をよぎなくされて、子どもにとってはストレスが多い状況が起きています。
1) ウィルスへの恐れ、不安
2) 友達と自由に遊べない、外出がままならないことでのストレス
3) 年度末で予定されていたイベントの中止などで、突然の予定変更への困惑、怒り
4) 親たち(大人)との関係で発生するストレス
* おなかが痛い、頭が痛い、眠れない、食欲がないなどの身体症状
* いつもよりめそめそよく泣く、ぐずる。大人にしがみつく、くっついて離れない
* 幼い言動、おもらし、わがままになる
* 遊びの中で、起きている出来事を表現する。
大人も不安です。
しかしそれ以上に子どもは敏感で不安になりやすいものです。
子どもに対して安心感を与えること、気持ちを受けとめることを心掛けたいです。
親御さんもイライラすることや不安になることも多いかと思いますが、
子どもは、親の気持ちを思っている以上に敏感に察知しています。
時には自分が悪いのかなと感じてしまう子どももいます。
① 子どもが自分の気持ちを訴えてきたときには、まず耳を傾けて話を聞きましょう。
不安に対しても、「そんなこと考えなくていいよ」とか
「怖がるな」「怒るな」というように気持ちを否定するのではなく、
「それは怖いよね」「そんな気持ちにもなるよね」「腹立つよね」と
まずは共感的に対応しましょう。
② 室内でもストレッチや可能な範囲で体操、ダンスなど
体を動かすことを取り入れストレスの発散をしましょう。
③ できるだけ規則正しい生活をこころがける、日課を決めましょう。
④ テレビなどのニュースで流されている同じような内容を
繰り返し見ることがないように配慮しましょう。
現実状況より強く恐怖が募り、怖い印象に残りすぎてしまうことがあります。
⑤ デマなどに影響を受けないように、正しい情報を子どもに説明をし、
情報について話し合う時間を持ちましょう。
⑥ 常より一緒に過ごす時間が増えます。
可能な限りコミュニケーションをとって、ともに遊ぶ機会ととらえて過ごしましょう。
子どもの支援専門の国際NGOの支部であるセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンから
子どものための心理的応急処置を発表しています。
世界保健機関(WHO)などが開発したマニュアルをもとに
子どもに特化したものを開発しました。
災害時に緊急に子どものメンタル面に対して応急手当をするマニュアルになっています。
こどものためのPFA
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